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新潟県十日町市 小さなムラの大きなものがたり『吉田・名ヶ山集落「里山 笑躾」』

 

新潟県十日町市にUターン・Iターン・移住を考えている人に、十日町市の地域活動をご紹介

 

新潟県十日町市の吉田地区で、「十日町市地域支援員」として活動している山口洋樹さんにお話を伺いました。

 

「十日町市地域支援員」とは

十日町市内の地域が直面する特有の問題に対して、地域住民がその問題を自らの課題として捉え、的確に課題解決に向けた取組を実施するための人的支援として、市内の「地域自治組織」に対して配置される支援員です。

 

「住民への聞き取りやアンケートの実施等による地域点検」「地域の課題解決に向けた意識醸成や話し合いの促進」「地域の継続・発展に繋がる展開や事業を見出す」という3点が活動の基本となります。

 

2020年1月までに十日町市内の地域に6人の支援員が配置され、下記のような活動に取り組んでいます。

  • 地域の人口動態の調査・予測
  • 小規模集落への現状聞き取り
  • 中学生以上の全地域住民を対象にしたアンケート調査
  • 地域の話し合いの場の創出
  • 地域内の公共施設あり方に関する検討委員会事務
  • 地域の歴史・文化に関する情報発信事業
  • 大地の芸術祭と地域を繋ぐ取組
  • 都市との交流事業
  • 地域自治組織の事務

「十日町市地域支援員」の詳細は十日町市公式ホームページでご覧いただけます。

十日町市公式ホームページ(十日町市地域支援員)

 

山口さんは地域支援員として、地域財産を活用し”ここでしかできない体験”を子供たちに提供するなどの活動を行っています。

 

里山の豊かな自然を子どもたちの笑いと躾の場に

 

~昔むかし、日照りが続き作物が育たず、村人たちは困っていたと。そんなある晩、村人の夢に出てきた鶴から「松の木の根元を掘ると、きっといいことがある」とお告げがあったと。その通りに松の木の根元を掘りだすと、あら不思議。水が湧き出し、鶴の形をした美しい池ができたとさ~

 

そんな伝説を持つ、名ヶ山の「鶴沼池」。

絶滅危惧種が多数発見され、生態系を守るため地域では保全に努めてきました。

 

市の文化財に指定されるも、安易にPRすることで来訪者などが増え、生態系に影響を及ぼす恐れがあると考え、地域ではどのように活用する悩みました。

 

ならば、ここを子供たちの学びの場にしようと「里山 笑躾」を発足。

無農薬米の栽培を通し、昔ながらの農法を体験して先人の苦労と知恵を知ることや、ジュンサイ採り、自然観察や生き物調査など、ここでしかできない体験を提供しています。

 

これからも地域財産を活用し、子供たちの笑い声を地域に届けるとともに、この活動が子供たちの成長の一助となることを願っています。

無農薬米を栽培することで先人の苦労と知恵を学ぶ食育体験

3年前、3校5家族で始まった取組は今年10校60人以上が田植えに参加

十日町高校生物部の研究の場にもなっています

代表の小海雅秀さん。NEAL(自然体験活動指導者)を取得し、里山の自然のすばらしさを子どもたちに教えています

4種類の異なる栽培方法のお米の食べ比べ。味の違いが分かるかな?

 

山口さんのコメント

「地元にも、こんな素晴らしいところがあるのに・・・」。そんなもどかしい思いをしている人は多いと思います。

代表の小海さんは、鶴沼池をアイデアと行動力で利活用しています。

「人が減った」と嘆くばかりの人が多い中で「外から人を呼べばいい」と、地域の垣根を越えた活動は広がりを見せています。

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